青チャートが終わらない。そうなりがちな理由とその対策について

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数学の定番参考書といえば「青チャート」。
多くの高校生や受験生が一度は手に取る人気教材ですが、「気づけば最後まで終わらなかった…」という声も少なくありません。
なぜ、青チャートは「終わらない」罠に陥りやすいのでしょうか?

本記事では、青チャートが終わらない理由を具体的に解説し、その克服方法まで徹底的に紹介します。
この記事を読めば、「青チャートをどう進めればいいのか」「どのくらいの期間で終わらせるべきか」がクリアになり、受験勉強に自信を持って取り組めるはずです。

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青チャートの終わらない理由とは?

青チャートは数学の解法パターンを網羅した非常に優れた教材ですが、その分「分厚さ」と「問題数の多さ」が特徴です。
数学ⅠAだけでも500問以上、理系で数学Ⅲまで含めれば3000問を超える量にのぼります。
例えば、旅行で「日本全国47都道府県すべてを徒歩で回る」と決めたら、計画なしではゴールできませんよね。
同じように、青チャートも正しく計画を立てずに取り組むと、途中で挫折して「終わらない」という事態に陥ってしまうのです。ここでは特に多くの生徒が共通してつまずく「3つの理由」を取り上げます。

終わらない理由1:計画不足

青チャートを手に取った瞬間、多くの受験生が「全部やろう!」と意気込みます。
しかし、問題数を冷静に計算すると、その意気込みが現実的でないことがわかります。
例えば、理系志望で青チャート全範囲(3000問以上)を解くと仮定します。
1日に10問解いたとしても300日以上、つまりほぼ1年かかります。
しかも復習を考えると、倍の時間が必要になるのです。
これは、ゴール地点が見えないマラソンを走るようなもの。
途中で「終わりが見えない」と疲れてしまうのも当然です。

計画不足の典型例は、「学校の宿題も、塾の課題も、模試対策もあるのに、とりあえず青チャートを進めよう」と同時進行してしまうケース。
結果的にどの教材も中途半端になり、「青チャートが分厚いまま残る」という悪循環に陥ります。

終わらない理由2:理解不足

青チャートは解法パターンの宝庫ですが、それを「ただ丸暗記」してしまうと危険です。
理解が伴わない状態で進めても、後から同じ単元でつまずき、結局戻ることになります。
これは、家を建てるときに基礎工事をおろそかにしたまま2階や3階を建ててしまうのと同じ。
途中で崩れて、また基礎からやり直す羽目になります。

例えば、二次関数の最大・最小を「とりあえず軸を求めればいい」と暗記していても、グラフの意味や平方完成の意義を理解していなければ、応用問題に対応できません。
その結果、時間をかけて進めても「やったはずなのに解けない」という状態になり、精神的にも疲弊します。
理解不足のまま進めるのは「穴の開いたバケツに水を注ぐ」ようなもの。
努力が成果に結びつかず、青チャートが終わらない大きな原因となります。

終わらない理由3:演習不足

青チャートのもう一つの罠は、「例題だけ解いて安心してしまう」ことです。
例題は親切に解法がついているため、「わかる気がする」錯覚を与えてくれます。
しかし、本当に実力がつくのは練習問題やEXERCISEを繰り返し解いたとき。
スポーツでいえば、コーチの手本を見て満足して練習をしないのと同じで、いざ試合(模試や入試本番)では力を発揮できません。

演習不足が続くと、せっかく例題で学んだ解法も定着せず、同じ問題を何度も間違えてしまいます。
さらに、「理解していないのか、演習が足りないだけなのか」自分でも原因がわからなくなり、やる気が低下します。
結果的に「途中で放置してしまう」という青チャート未完了パターンに陥るのです。

成功する青チャート活用法

青チャートを最後までやり切るためには、「正しい使い方」と「効率的な学習法」を身につける必要があります。
闇雲にページを進めるだけでは、分厚さに圧倒されて挫折してしまいます。
ここからは、青チャートを効果的に使いこなし、実際に受験勉強へとつなげていくための方法を3つの観点から解説します。

時間管理を見直す

青チャートが「終わらない」最大の理由の一つが時間管理の甘さです。
例えば、毎日「今日は気分でやる範囲を決めよう」と取り組んでいると、どうしてもペースが乱れてしまい、進捗が大幅に遅れます。
これでは、マラソンに出場して走る距離をその日の気分で決めるようなもの。
ゴールにたどり着くことは難しいでしょう。

そこで大切なのが、まず「青チャートにどのくらいの時間を割けるのか」を冷静に見積もることです。
学校の授業、塾の課題、部活動やアルバイトなどを考慮したうえで、「毎日30分なら確保できる」「土日は2時間取れる」といった具体的な学習時間を把握しましょう。

また、青チャートの学習を「作業時間」と「復習時間」に分けて計画することも重要です。
多くの人は解く時間だけを考えがちですが、実は復習時間を確保しないと知識は定着しません。
例えば1時間確保できるなら「40分は新しい問題、20分は復習」と分けるのがおすすめです。
このように時間管理を徹底することで、「青チャートが終わらない」という状況を防ぐことができます。

効果的な学習計画表の作成

「計画を立てずに青チャートを進める」のは、地図を持たずに山登りをするのと同じです。
途中で迷ったり、ゴールが遠すぎてやる気を失ったりしてしまいます。
だからこそ、青チャートを使い切るには「学習計画表」が欠かせません。

学習計画表を作る際のコツは、「全体を小分けにする」ことです。
例えば「数学ⅠAを3か月で終わらせたい」と決めたら、全体の問題数(約550問)を3か月=約90日で割ります。
すると、1日あたり約6問を解くペースになります。
6問なら学校の宿題と両立しながらでも現実的に取り組めます。

さらに、「1周目は例題中心」「2周目は練習・EXERCISEを重点的に」と段階を踏むことも重要です。
最初から全問題を網羅しようとすると挫折するので、まずは例題を通じて「典型解法の理解」を優先。
その後、2周目以降で応用問題に挑戦していくとスムーズに進められます。

学習計画表を作ると、進捗が数字で見えるためモチベーション維持にも効果的です。
たとえば「今日は予定より1問多く解けた」「今週は10問遅れている」といった把握ができるので、遅れを早めに修正できます。
計画表は受験勉強における「羅針盤」。
これがあるだけで、青チャートの学習が格段に進めやすくなります。

基礎から応用までの解法パターン

青チャートの最大の魅力は「解法パターンの網羅性」です。
大学入試で出題される典型問題はほぼ青チャートに収録されています。
つまり、解法パターンをしっかり身につけることで「見たことがある」「この形ならこう解く」といった安心感を持てるのです。

ただし、多くの受験生が「例題を丸暗記して終わり」にしてしまいます。
これでは本当の力がつきません。
大切なのは「なぜその解法になるのか」を理解することです。
たとえば、確率の分野で「場合分けして数える」という解法が出てきたら、「なぜ樹形図が有効なのか」「順列との違いは何か」を理解する必要があります。
丸暗記だけでは、問題の数字や条件が変わったときに応用できません。

効率的な方法は、「例題を自分の言葉で説明できるか」を確認することです。
ノートに「この問題は〇〇の公式を使う理由は△△だから」と書き残すだけでも、理解が深まります。
これはスポーツの「型」を覚えるのと同じ。
まずは型を学び、それを何度も繰り返し練習することで、自然と応用が利くようになります。

青チャートは「解法の辞書」としての役割を持っています。
そのため、例題で基礎を固め、練習問題で応用力を鍛えるという流れを意識すれば、「膨大な問題集」というより「攻略可能な道具」に変わります。

青チャートをいつまでに終わらせる?

青チャートは分量が多いため、「いつまでに終わらせるべきか」を明確にすることが大切です。
特に大学受験においては、共通テスト対策と二次試験対策を両立させなければならないため、使用期限を決めずにダラダラと続けるのは危険です。
ここでは、文系・理系それぞれの目安と具体的な学習スケジュールを紹介します。

文系受験生の目安

文系受験生にとって、数学はあくまで「得点源の一部」であり、英語や国語、社会科目ほどの比重はありません。
しかし、共通テストでは数学が避けて通れない科目となるため、基礎を固めて安定して点を取れる力をつけることが重要です。

共通テストの範囲は、数学ⅠA・ⅡBCです。
したがって、青チャートもこの範囲を中心に取り組むのが現実的です。
特に、文系志望者は「例題を完璧にする」ことを最優先にしてください。
全問題を解く必要はなく、典型的な解法パターンを理解し、それを応用できる力をつければ十分です。

目安としては、高3の夏休みまでに数学ⅠAを一通り完成させ、秋までにⅡBCを仕上げておくのが理想です。
そうすることで、秋以降は過去問演習や実戦形式の対策に集中できます。

理系受験生の目安

理系受験生にとって数学は「得点の柱」となる科目です。
そのため、文系以上に青チャートを深く活用しなければなりません。
特に難関大志望の場合、数学ⅠA・ⅡBCに加え、Ⅲの内容も早めに押さえておく必要があります。

理系の場合も、まずは数学ⅠA・ⅡBCを高2の終わりから高3春までに一周終わらせておくことが理想です。
その後、高3夏までにⅢを完成させ、秋からは演習問題集や過去問にシフトしていく流れが望ましいでしょう。

また、理系は二次試験での記述が重要になるため、青チャートの例題やEXERCISEを「解答を写す」のではなく、「自力で解法を導き、途中式をしっかり書く」練習を積むことが欠かせません。

具体的な学習スケジュール

では、実際にどのようなペースで青チャートを進めればよいのでしょうか。
例として、1年間で「数学ⅠA・ⅡBC」を仕上げるスケジュールを示します。

  • 4~6月:数学ⅠAの例題を中心に演習。基礎の抜けを徹底的に潰す。
  • 7~8月:数学ⅡBCの例題と練習問題を解き、共通テストの典型問題に対応できるレベルを目指す。
  • 9~10月:ⅠA・ⅡBCを総復習しながら、頻出の応用問題に挑戦。模試の結果で弱点分野を補強する。
  • 11~12月:共通テスト形式の演習を取り入れつつ、青チャートでミスした問題を繰り返し確認する。
  • 1月以降:共通テスト本番へ最終調整。青チャートは間違えた問題や不安分野の確認用に使う。

このように「青チャートをいつまでに終わらせるか」を逆算して計画を立てれば、共通テストや二次試験対策に余裕を持って臨めます。

青チャートの使い方を徹底解説

青チャートを最後までやり切れるかどうかは、使い方にかかっています。
ただ単にページを順番に解いていくだけでは、「終わらない」「力がつかない」といった典型的な失敗に陥ってしまいます。
ここでは、正しい演習の頻度、重要な問題の選び方、そして復習の進め方について徹底解説します。
特に 共通テストの範囲は数学ⅠA・ⅡBCですので、この範囲を効率的に仕上げる意識を持ちましょう。

正しい演習の頻度

青チャートを使う上で重要なのは「どのくらいのペースで演習するか」です。
多くの受験生は「1日でたくさん進めよう」として途中で息切れしてしまいます。
青チャートは分量が多いため、短期集中型の学習ではなく「毎日少しずつ進める」スタイルが成功のカギです。

例えば、1日10題を解こうとすると負担が大きく、復習も追いつきません。
おすすめは 1日3~5題を確実に理解して進めること。
青チャートは例題と練習問題がリンクしているので、例題をしっかり理解した上で、すぐに練習問題を解くのが効果的です。

また、共通テストの数学ⅠA・ⅡBCは「典型問題を確実に処理できる力」が最重要です。
そのため、青チャートの例題を「ただ解けるようになる」だけではなく、「2回目・3回目でスラスラ手が動くレベル」まで繰り返す必要があります。
1回目で理解 → 2回目で定着 → 3回目で瞬時に思い出す、この3段階を意識して進めると、試験本番で安定した得点が取れるようになります。

重要な問題の選定方法

青チャートは分厚い問題集ですべてを完璧にやり切るのは困難です。
そのため「どの問題を重点的にやるか」を決めることが極めて大切です。

まず最優先は 例題です。
青チャートの例題は、入試や共通テストに頻出の典型問題が体系的に収録されています。
例題を完璧にすれば、共通テスト数学ⅠA・ⅡBCの大半に対応できます。
例題を理解してから対応する練習問題を解くことで、応用力が少しずつついていきます。

次に選ぶべきは、自分が模試や過去問演習で間違えた単元に対応する問題です。
青チャートは網羅性が高いため、弱点分野を重点的に復習するのに最適です。
「苦手だから後回し」ではなく、「苦手だから青チャートに戻って例題を確認」という使い方をすれば、効率的に克服できます。

さらに、志望校のレベルによっても取捨選択が必要です。
共通テストのみを突破目標とする文系受験生なら、基本例題と重要例題に絞っても良いです。
理系や難関大志望なら、Aの「数学と人間の活動(整数の性質)」や、演習例題、Exercise、章末問題までやり込みたいところです。

復習の効果的な進め方

青チャートの学習で最も大切なのは「復習の習慣」です。
せっかく時間をかけて解いても、復習を怠れば1週間後には忘れてしまいます。復習のコツは「間隔をあけて繰り返す」ことです。

具体的には、

  • 解いた当日:解説を読んで理解を確認。
  • 翌日:解き直しをしてスラスラ書けるか確認。
  • 1週間後:もう一度解き、思い出せるかチェック。
  • 1か月後:模試や演習の前に復習。

このサイクルを回すと記憶が長期化し、数学ⅠA・ⅡBCの膨大な範囲も効率よく定着します。

また、復習ノートを作るのもおすすめです。
「自分が間違えた問題」「時間がかかりすぎた問題」だけを抜き出してまとめておけば、直前期に短時間で弱点を確認できます。
青チャートは厚い参考書なので、そのまま持ち歩くのは大変ですが、復習ノートなら手軽に持ち運びできます。

復習を工夫することで、「青チャートはやったけど身についていない」という失敗を防げます。

青チャートでの数学攻略法

難関大学合格のための基本

「青チャート」は難関大学を目指す受験生にとって、数学の力を盤石にするための最強の教材の一つです。
東大・京大・旧帝大、さらには医学部や早慶といった入試レベルでは、単なる基礎固めにとどまらず、応用的な思考力やスピーディーな処理力が求められます。
そのためには、まず「例題→類題→演習問題」という流れを徹底して習得し、数学的な発想のストックを増やすことが必要です。
特に青チャートは「体系的に学べる」という強みがあり、分野ごとに必要な知識と解法を整理しながら積み上げていけます。
難関大合格を目指す場合、青チャートを“辞書”ではなく“問題集”として使い倒すことが基本になります。
ページをただめくるのではなく、必ず「解答を自力で再現できるか」という観点で確認することが大切です。

パターン別問題の取り組み方

青チャートの大きな特徴は「例題がパターン別に整理されていること」です。
数学は「暗記ではなく理解」とよく言われますが、入試数学の実態は「出題パターンの組み合わせ」で構成されています。
例えば、三角関数の加法定理、微積の接線問題、数列の漸化式、確率の漸化式などは典型的なテーマであり、過去問の多くは青チャートの例題レベルを応用した形で出題されます。
したがって取り組む際には「この問題は何のテーマか」「どの解法パターンを当てはめればよいか」を意識することが重要です。
最初は解答を見ながら「この問題はこのパターンに分類される」とインプットし、次に自分で解いてアウトプットする、という流れを繰り返します。
1問ごとに「ラベルづけ」して覚えることで、入試本番で問題を見た瞬間に「これはあのパターンだ」と直感的に判断できるようになります。

例題活用のポイント

青チャートの中心となるのは「例題」です。
例題は入試問題を解くための“核”であり、各分野の代表的な考え方をコンパクトに学べます。
活用のポイントは以下の3つです。

例題を完璧に理解する:ただ答えを写すのではなく、「なぜその式変形が必要なのか」「なぜその定理を使うのか」を自分の言葉で説明できるレベルを目指しましょう。

解答を再現できるようにする:1度理解したつもりでも、数日後に自力で解こうとすると意外に手が止まります。何も見ずに解答を再現する「解答再現練習」が最も効果的です。

類題や発展問題につなげる:例題を習得したら、必ず類題や章末問題に挑戦しましょう。ここでつまずいた場合は「理解が不十分」というサインなので、再び例題に戻って復習します。

このように「例題中心のサイクル学習」を行うことで、数学の思考パターンが頭に定着し、入試問題に対して柔軟に対応できる力が身につきます。

青チャートに関する知恵袋の活用法

FAQとその回答を知る

青チャートは多くの受験生や保護者に利用されているため、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトでは頻繁に取り上げられています。
実際に「青チャート 使い方」や「青チャート 難易度」と検索すると、膨大な数の質問と回答が見つかります。
これらのFAQ(よくある質問)は、初めて青チャートを使う際の不安を解消するための貴重な情報源です。
例えば、「青チャートはいつから始めればいいのか?」「基礎が固まっていない状態で使っても大丈夫か?」といった疑問に対して、先輩受験生や指導経験者が具体的なアドバイスをしています。

また、FAQを読むことで自分自身がまだ気づいていなかった悩みを知ることができ、事前に学習の落とし穴を避けることも可能です。
インターネット上には賛否両論の意見もありますが、それぞれの背景を踏まえて読むことで、自分に合った学習スタイルを見つけるヒントになるでしょう。

他生徒の成功事例から学ぶ

知恵袋では、青チャートを使って成績を伸ばした生徒の具体的な体験談も数多く投稿されています。
例えば「青チャートを1年かけて繰り返した結果、偏差値が10以上アップした」「学校の授業進度に合わせて青チャートを進めたら赤点を回避できた」といった成功事例は、学習のモチベーションを高めるうえで非常に有効です。

成功事例を参考にする際には、その人がどのような勉強計画を立て、どのペースで問題を解いたのかに注目しましょう。
自分と同じような状況(例えば基礎固めがまだ不十分な段階、部活と両立している状況など)で成果を出した人の体験談は特に参考になります。
ただし、全てを真似する必要はなく、自分の学力や時間の使い方に合わせてアレンジすることが大切です。
成功事例を「道しるべ」として取り入れることで、より効率的な学習法を確立できます。

質問機会の活用法

知恵袋を利用する際には、ただ読むだけでなく、自分で質問を投稿するのも有効です。
特に「青チャートのどのレベルから始めればよいか」「例題をすべてやるべきか、それとも重要問題だけで十分か」といった具体的な質問を投げかけることで、先輩受験生や現役の大学生から直接アドバイスを得られる可能性があります。

質問を投稿する際のポイントは、できるだけ自分の状況を詳しく説明することです。
例えば「高校2年で数学が苦手」「学校で青チャートを指定されているが、例題が理解しきれない」と書くことで、回答者が適切なアドバイスをしやすくなります。
また、複数の回答を比較することで、多角的な視点を得られるのも知恵袋の利点です。
さらに、自分で質問をして回答を得る経験は、学習の「疑問を言語化する力」も鍛えられ、数学の理解を深める助けにもなります。

青チャート完了後の次のステップ

進むべき参考書の選定

「青チャート」を一通りやり切った後、多くの受験生が悩むのは「次は何を使えばいいのか?」という点です。
ここで大切なのは、自分の志望校のレベルに合わせて参考書を選ぶことです。
たとえば、MARCHレベルや地方国公立を目指すなら「基礎問題精講」や「標準問題精講」で実戦的な演習を積むのがおすすめです。
逆に旧帝大や早慶レベルを狙うなら「1対1対応の演習」や「理系数学の良問プラチカ」といった、より応用的かつ難度の高い問題集に進むのが王道です。

また、英語や理科など他科目とのバランスも考慮しましょう。
数学に偏りすぎてしまうと全体の受験戦略が崩れる危険があるため、志望校の配点や出題傾向に応じて優先度を見極めることが大切です。
参考書選びは「難しいからやる」ではなく、「志望校に必要だからやる」という視点を持つと迷わずに進めます。

過去問の重要性と取り組み方

どんなに参考書をやり込んでも、最終的に受験を左右するのは「志望校の過去問への適応力」です。
過去問には、その大学独自の傾向やクセが必ず反映されています。
出題範囲や形式は似ていても、解答に求められるプロセスや思考の深さは大学ごとに異なるため、早めに触れて慣れておくことが重要です。

具体的な進め方としては、まず「時間を測らずにじっくり解く」ことから始めます。
ここで大切なのは点数を気にするのではなく、解答のプロセスや大学の出題意図を分析することです。
その後、徐々に時間を意識して解き、本番と同じ環境を意識してシミュレーションしていきましょう。
さらに、解けなかった問題は「青チャート」や「演習書」に立ち返り、弱点を補強することで実力が着実に上がっていきます。

受験本番までのラストスパート

青チャートをやり切り、演習書や過去問にも取り組んだら、いよいよ受験本番へ向けた最終段階に入ります。
この時期に意識すべきは「新しいことに手を出さない」ということです。
新しい知識を詰め込むよりも、今までにやってきた内容を徹底的に復習し、知識を盤石にすることが合格への最短ルートです。

ラスト1〜2か月は「自分の弱点を潰すこと」と「本番形式での演習」に時間を使いましょう。
具体的には、過去問演習を通じて間違えた分野を重点的に復習し、同じミスを繰り返さないようにすることです。
また、本番の試験時間に合わせて生活リズムを調整しておくことも意外と重要です。
特に朝型に切り替えることで、本番当日のパフォーマンスを最大限に引き出せます。

最後の追い込みでは「自分はここまでやってきた」という自信を持ち、精神的な安定を確保することが成功につながります。

青チャート利用のメリットとデメリット

効率的な学習のためのメリット

青チャートを利用する最大のメリットは「効率的に基礎から応用までを体系的に学べること」です。

数学の問題集にはさまざまな種類がありますが、青チャートは「例題 → 解法パターン → 類題」という流れが徹底されており、知識を段階的に積み上げやすい構成になっています。

例えば、ある公式を覚えたばかりの段階では、その公式を直接使う簡単な例題が用意されています。
その後、似ているけれど少し工夫が必要な類題に進むことで「ただ覚えただけ」から「使いこなせる」状態へとステップアップできます。

これは部活動での練習に例えると、まずは基本の素振りを繰り返し、その後に実戦形式の練習を行うような流れと同じです。
青チャートを通じて学ぶと「基礎練習」と「実戦練習」がバランスよく組み込まれるため、効率的に実力がつきます。

さらに、問題の量も豊富なため、入試の頻出分野を網羅しやすいのも大きなメリットです。
中堅大学から難関大学を目指す受験生にとっては「これをやっておけば安心」という安心感を持てる教材でもあります。

陥りやすいデメリット

一方で、青チャートにはデメリットもあります。

最も多いのは「分厚さに圧倒されること」です。青チャートは辞書のように厚く、すべてを完璧にこなそうとすると膨大な時間がかかります。
そのため「どこまでやればいいのか分からない」「途中で挫折してしまう」という悩みを抱える受験生も少なくありません。

また、問題数が多いため「解いたけれど身についていない」という状態に陥りやすいのも注意点です。
特に、ただ答えを写して「わかった気」になってしまうと、模試や入試で応用がきかなくなります。

例えば、例題を一度解いて理解できたとしても、数日後に解き直すと忘れている…ということはよくあります。
これは「学習の定着」に必要な復習が不足している典型例です。

つまり、青チャートを正しく使わないと「ただ量をこなすだけ」「厚さに負けて中途半端で終わる」というデメリットにつながりやすいのです。

しんどいと感じた時の対策

青チャートを続けていると「しんどい」「モチベーションが下がった」と感じることがあります。
そんなときの対策をあらかじめ知っておくことが大切です。

まず有効なのは「範囲を絞ること」です。
最初から全範囲を完璧にやろうとせず、自分の志望校や目標レベルに合わせて「例題だけやる」「苦手分野だけを集中してやる」という学習法に切り替えると負担が減ります。
青チャートは分厚いですが、その中で「やるべき部分」を選び取れば十分に効果を発揮します。

次に「時間を区切って取り組む」方法もおすすめです。
1日30分だけ、または1章だけ、と小さなゴールを設定することで、心理的なハードルを下げられます。
特に「毎日少しずつ解く」習慣を作ると、厚さに負けずに継続しやすくなります。

さらに「できた問題に印をつけて達成感を積み重ねる」ことも有効です。
青チャートは長期戦になる教材ですが、進んだ部分が視覚的に見えると「ここまでできた」という自信につながり、勉強を続けるエネルギーになります。

つまり、青チャートは確かに難しく、しんどく感じることもありますが「使い方を工夫する」ことでデメリットを最小限にし、強力な武器に変えることができます。

青チャートを使った受験生の声

成功した受験生の体験談

青チャートは「網羅性が高く、解法の辞書のように使える」ことから、多くの受験生に支持されています。
実際に合格をつかんだ生徒の声を見てみましょう。

国公立大学に合格した生徒の声
「最初は分厚さに圧倒されましたが、毎日1時間ずつでも取り組むようにしたら、少しずつ理解が深まりました。
青チャートを通じて“分からない問題は解法を見て理解する”習慣がつき、入試本番で初見問題に対応できる力が養われました。」

私立難関大に合格した生徒の声
「青チャートは解法のバリエーションが多く、どんなパターンの問題が出ても“見たことがある”と感じられました。
基礎固めから応用まで同じ本でカバーできたのが安心感につながりました。」

偏差値を大幅に上げた生徒の声
「高2の時点では数学が苦手科目でしたが、学校の定期テストで出た分野を青チャートで重点的に復習しました。
その結果、偏差値が50台前半から60台後半に伸び、志望校を変える自信が持てました。」

このように、青チャートは「毎日少しずつ解く」「分からない問題は解答を見て理解する」「繰り返し演習する」という基本を守ることで、大きな成果につながったという声が多く寄せられています。

青チャート利用に関する質問と回答

受験生や保護者からよくある質問に答えていきます。

Q1:青チャートはいつから始めるべきですか?
A:高校1年生の春から取り組むのがおすすめです。
定期テストの範囲学習と並行しつつ、受験に必要な応用力を少しずつ積み上げることができます。
早い人では中3から始めるケースもあります。

Q2:毎日どのくらい進めればいいですか?
A:1日あたり3~5題くらい進めたいですが、1〜2題というのでもありです。
大切なのは「継続すること」と「解法を理解すること」です。
数をこなすよりも、1問1問を丁寧に解く方が効果的です。

Q3:青チャートだけで受験は乗り切れますか?
A:ほぼ全ての国公立・私立大に十分対応できます。
ただし難関大学を目指す場合は、青チャートで基礎と標準を固めた上で、さらに実践的な問題集に取り組むことが多いです。

Q4:苦手分野が多く、全部やり切れるか不安です。
A:最初から全部をやろうとせず、教科書や定期テストで間違えた分野から青チャートを活用するのが効果的です。
ピンポイントで取り組むだけでも「分からない」を減らすことができます。

実際的なアドバイスの集約

青チャートを最大限に活用するためのアドバイスを整理します。

1. 1冊をやり切る意識を持つ
途中で他の教材に浮気せず、まずは青チャートを「理解しながら1周」することが大切です。

2. 分からない問題は解法を写すだけで終わらせない
なぜその解法が成り立つのかを確認し、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

3. 苦手分野に優先的に取り組む
得意分野ばかり解いていては効果が薄いです。定期テストや模試で点数が取れなかった分野から潰していきましょう。

4. 学校の授業や教科書とリンクさせる
青チャートの例題は教科書の内容と直結しています。授業で扱った分野をすぐ青チャートで確認すれば、理解が何倍にも深まります。

5. 繰り返し解いて定着を図る
1度解いただけでは定着しません。間違えた問題に印をつけ、2周目・3周目で解けるようになるまで取り組むことが重要です。

青チャートは「分厚い」からこそ安心できる参考書です。
全てを網羅しようと焦る必要はなく、自分のペースで少しずつ積み重ねることが合格への近道となります。

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