青チャートは何周すれば良いのか?合格のための計画的学習法

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数学の定番教材「青チャート」。
でも、「何周すればいいの?」「どう進めたら効率的?」と迷う人も多いはずです。
本記事では、青チャートを使って合格に近づくための周回数の目安と、各周でやるべき勉強法を具体例付きで解説します。
無理なく続けられる計画づくりのコツや、成績を伸ばす実践法までわかりやすく紹介します。

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目次

青チャートは何周すれば良いのか?合格のための計画的学習法

以下の3つに分けてまとめました。

  • 青チャートは何周すべき?周回ごとの目的と進め方
  • 周回ごとの勉強法と時間配分のコツ
  • 合格までの計画について

青チャートは何周すべき?周回ごとの目的と進め方

青チャートを使って受験勉強を進めるときに、多くの人が最初に悩むのが「何周すればいいのか?」という点です。1周しただけで十分ではないのは分かるが、何度くらいまわすべきなのか。結論から言うと、3周を目安にするのが最も効果的です。ただし、周回によって、目的、やるべきことが異なります。
ここでは、1周目・2周目・3周目それぞれの目的と進め方を解説していきます。

1周目:解法の記憶と定着を目指す

1周目の目的は、
「解法」を記憶し、定着させることです。
これを具体的にすると、
コンパス(難易度)1~3の例題(基本から入試標準レベル)にしぼり、
「指針(特にその中にある「CHART」)」をざっくりと理解し、記憶し、思い出せるようにすること、
その指針を使って、例題を解けるようにする(解答を再現できるようにする)こと、
時間(1週間ほど)を空けて解き直し、忘れていないか(定着したか、長期記憶に入ったか)を確認すること

以上の3つとなります。

青チャートは問題集ではなく参考書です。
そして、参考書の中でも、「解法」を中心としたものです。
そのため、この解法の習得に重点を置いた勉強をすることで、より高い学習効果を得ることができます。
問題集とは異なる使い方になるということです。

上の目的に挙げたように、1周目はこの解法(青チャートでは「指針、CHART」となっています)のざっくりとした理解、記憶と想起、定着が主な目的です。

ここで、指針の中の「CHART」について説明しておきます。
「CHART」は「条件+方法」の形となっており、これは「if then プランニング」の形です。
「~(条件)のとき、…(方法)をする」ということです。
この形で記憶しておけば、条件に合致する場面が現れたときに、それにつながる方法を実行することが容易になります。
この結果として、解ける問題が増やせるというわけです。

解法(指針、CHART)は、広く、便利に使えるからこそ有用なものとなります。
しかし、その反面、抽象的になり、理解しにくいものとなっています。
この抽象的な解法を理解するための具体例として「例題」が存在しています。
具体的な例題を活用し、抽象的な解法を理解する、これが青チャートを使う勉強のメインとなります。

解法を理解した後は、その解法を使って例題が解けることを確認すること、そして、解法の使い方が定着したことを確認すること、これでひとつの例題を完了とします。

ここまで読んだら分かると思いますが、この記事で言う「1周」は、決して「1回解く」ということではありません。
定着するまで解くことになるので、回数で言えば、「1~20回ほど」といったところでしょうか。
すでに定着した解法なら、確認の1回で終われますし、
逆に理解が難しいものなら、20回解くことになるかもしれません。
いずれにしても、「できるようになるまで」やることが大切で、これによって、確実に解ける問題を増やしていくことができます。

2周目:解法の活用範囲を広げる

2周目の目的は、
「解法」の活用範囲を広げることです。
具体的には、
コンパス4の例題を1周目のようにして、解法を定着させること、
難易度1~4の練習、EXERCISESを、解法を使って解けるようにすること、
教科書傍用問題集(サクシード、4STEPなど)、模試、センター試験過去問、共通テスト過去問などで解けなかった問題を、解法を使って解けるようにすること

以上となります。

1周目では、「条件+方法」のうちの方法が中心でしたが、
2周目では、条件が中心となります。

同じ問題では、どうしても条件を狭く捉えがちになってしまいます。
そのため、類題を使い、条件の具体に多く触れるようにすることで、条件の抽象化(集合の拡大)を狙います。
これによって、解法を活用する範囲を広げていくことが可能になります。

初見時に、ある解法が使えると判断できずに、解けなかった問題に対して、後で解答解説を見て「これでもこの解法が使えるんだな」という経験を積み上げていきます。

このようにして、2周目では、条件を広げることで、解ける問題をさらに増やしていきます。

3周目:解法が必要のないレベルにまで理解を深める

3周目の目的は、
「解法」が必要のないレベルにまで理解を深めることです。
具体的に言えば、
解法を、記憶して使うところから、当たり前の感覚として使えるようにすること、
コンパス5の例題や難易度5の練習、EXERCISES、そして総合演習にも取り組むこと、
以上となります。

当たり前の感覚のレベルまで、解法の理解を深めるためには、
基礎知識をもとにして、その解法がなぜ成立するのかを考え、論理的に説明できるようにします。

説明で用いる知識が基礎になればなるほど、理解を進めることができます。
中学数学、算数の知識も総動員しましょう。

理解が深くなれば、解法を記憶している必要性は薄れ、基礎から導き出せたり、当たり前だと思えるようになります。
当然、こうなれば応用も利くようになります。

以上のように、この段階では、解法の理解を進めることで、解ける問題を増やしていきます。

まとめ:青チャートは「目的の異なる3周」で完成させる

青チャートは、解法について、1周目で記憶と定着・2周目で活用範囲の拡張・3周目で深い理解という3段階を踏むことで最大限の効果を発揮します。

ただ漠然と同じ問題を解くのではなく、目的を持った周回が大切です。

これにより、数学の基礎力も応用力も確実に身につき、入試での得点源になります。

周回ごとの勉強法と時間配分のコツ

青チャートは、前の項目で挙げたように、「各周に明確な目的を持つこと」が重要です。

その上で、次は、「目的に合わせた勉強方法」や「時間を上手く使うための工夫」に進みましょう。
それぞれの段階で意識すべきポイントを押さえることで、限られた勉強時間の中でも効率良く成果を上げることができます。

それでは、以下で具体的に解説します。

1周目は「解法の定着が確認できるまで終わりにしない」

1周目で最も大事なことは、解法の記憶と定着です。

そのため、解法を知らないのであれば、すぐに例題の下にある「指針」を見ます
そして、解法を記憶し、これを思い出して使う練習を、例題でくり返します。
例題が解法を使って解けるようになったら、次は、間隔を空けて定着したかを確認します。

必ず、忘れにくくなっていること(長期記憶に入っていること)を確認して完了とします


また、解答の一部で理解できない箇所がある場合は、調べたり、考えたりして、その都度、解決していくことも大切です。
放置すると、その後も同じ個所で詰まることになり、結果的に時間を大きくロスしてしまいます。


時間配分としては、1回目はたっぷり時間をかけ、その後の定着確認までの反復(2回目以降)で、1回の解答を短時間で終えられるようにします。
1回目に理解、記憶を丁寧に行っていれば、2回目からは短時間で解答できるはずです。

そして、1週間ほどの間隔をあえて空けて解き直してみましょう。
忘れずに、同じような感覚で解けていれば、その例題は完了とします。
くり返しになりますが、この「定着確認」が1周目の最大のコツです。

2周目は「類題に多く触れる」

2周目のテーマは、「解法の活用範囲を拡張する」ことです。

そのために、類題をたくさん解きます
多くの問題にあたり、集合の要素を具体的に見ていきます。
具体を集めることで、抽象化が進んでいきます。
抽象度の高いことがらの理解は、その具体が必要です。
焦らずに具体を集めていきましょう。

集合の境目がはっきり認識できたら、抽象度は最大化されたといって良いでしょう。
そのためには、集合の要素ではないものも見ておく必要があります。
ギリギリ条件を外れるのはどういうときかを明確にしておきましょう。


1周目で方法部分が完成していれば、2周目は条件部分に集中できます。
1問を解くのにもそれほど時間を要さないはずですので、ガンガン解いていきましょう。

初見の問題が解けるようになるかどうかは、この2周目にかかっています。

3周目は「深く思考する」

3周目に入ると、すでに解ける問題はかなり増加しているはずです。
ここでの目的は、「解法が必要のないレベルにまで理解を深める」ことです。
言い換えれば、「解法を手放していく」段階です。

そのためには、深く思考することが不可欠です。
ひとつひとつの解法について、「なぜ」と問い、「ワラント(論拠、根拠となることがら)」を探し求めます。
「ワラント」とは、定義、定理、性質、法則などです。

そして、そのワラントについて、「なぜ」と問い、さらにワラントを探します。
これをくり返します。

これにより、解法の中で、不要になるものが出てきます。
理解が深まれば、要らない、忘れても良い解法を手放すことができます。
解法に頼らなくても解けるものを増やしていきましょう。


解法を記憶した後は、いつでも思考することができます。
問題を解いていないときでも思考し、この過程を進めていくことが液ます。
自転車をこいでいるとき、風呂に入っているときなど、いつでもできます。

まとめ:目的に沿った勉強で「質の高い3周」を回そう

青チャートの効果を高める方法は、以下となります。

  • 1周目:解法の定着が確認できるまで終わりにしない
  • 2周目:類題に多く触れる
  • 3周目:深く思考する

どの周回も「限られた時間で何を得るか」を意識すると、学習効率が格段に上がります。
焦らず、目的を明確にして周回を重ねれば、確実に数学の得点力が伸びていくでしょう。

合格までの計画について

ここで、青チャートを使って計画的に勉強を進めていく際のポイントをまとめます。

ポイントは1つです。
それは、「定期考査に合わせて青チャートを進める」ことです。

毎回の定期考査までに、その範囲を、少なくとも1周目まで終わらせるようにします。
こうすることで、定期考査での得点を確保しつつ、受験勉強も同時に進めることができます。

青チャートが出題範囲になっていなくても、後回しにせず、定期考査までにやっておくことで、後々の
模試で得点できない、
合否判定が悪くて落ち込む、
焦ってばかりで勉強に集中できない、
などの困った状況を回避できる確率が高まります。

数学は長い時間をかけて力をつけていく必要があります。
できるだけ早いうちから青チャートを使っていきましょう。

1周目でやっとの人は、
2周目、3周目を、
時間がある夏休みなどでやってもいいですし、
青チャートに慣れることで、時間の経過と共に、定期考査までにできるようになることもあるでしょう。

一方、余裕があって、2周目、3周目も定期考査までにできる人は、
学校の進度よりも先に進めることを考えても良いでしょう。

いずれの場合でも、どんどん学習を進めて、早期に目標点を上回ることができれば、かなり有利になります。

青チャートは何周すれば良いのか?の補足

ここからは、青チャートを何周するかということに対する情報をまとめたものです。
私の考えとは異なりますが、参考になるかと思いますので、ぜひご一読ください。

青チャートは数学の参考書の中でもトップクラスの網羅性を誇り、「これ1冊で入試に対応できる」と言われるほどの定番教材です。
しかし、多くの受験生が途中で挫折してしまうのも事実。

ここでは、青チャートを使いこなすための“最後の仕上げポイント”として、勉強効率を高めるための4つの視点をお伝えします。
「青チャートをもっと活かしたい」「最後までやり切りたい」という人は、ぜひ参考にしてください。

ネットによくある周回ごとの目的

青チャートを使って受験勉強を進めるときに、多くの人が最初に悩むのが「何周すればいいのか?」という点です。1周しただけで十分なのか、それとも何度も繰り返すべきなのか。結論から言うと、基本は3周を目安にするのが最も効果的です。ただし、目的によって周回数の意味が異なります。
ここでは、1周目・2周目・3周目それぞれの目的と進め方を、実際の勉強の流れに沿って解説していきます。

1周目:基礎を理解しながら全体像をつかむ

1周目の目的は、「青チャート全体の流れをつかむ」ことです。ここでのゴールは「完璧に解けるようになる」ことではなく、「どんな分野があるのか」「自分はどこが苦手なのか」を把握することです。

青チャートは問題数が多く、例題・練習問題・章末問題など構成も豊富です。そのため、1問ずつ完璧を目指すと途中で挫折してしまうことがよくあります。1周目では、“わからなくてもとりあえず解説を読む”姿勢が大切です。

たとえば、二次関数の章で「平方完成ってなんだろう?」と思ったら、時間をかけずにすぐ解説を確認し、「こういう形に変形するんだな」と軽く理解する程度で構いません。この段階では、「わからないことが明確になった」=大きな進歩です。

また、青チャートの1周目は「地図を作る作業」と考えるとイメージしやすいです。最初から細かい道を完璧に覚えるのではなく、まずは「全体のルート」を頭に入れること。
全体像をつかむことで、次にどの分野を深めるべきかが明確になります。

目安としては、1日1~2ページ、1周に3~4ヶ月程度を想定すると現実的です。焦らず、理解中心のペースでOKです。

2周目:解法を定着させ、スピードを上げる

2周目の目的は、「解法を定着させること」です。ここで初めて、「自力で解けるようになる」段階に入ります。
1周目で「こういう流れの問題がある」と把握した知識を、今度は手を動かして再現することがポイントです。

おすすめの方法は、間違えた問題・わからなかった問題に印をつけておくことです。2周目ではその印のついた問題だけを重点的に解き直すことで、効率よく弱点を補えます。

たとえば、1周目で理解が曖昧だった「場合の数」や「ベクトルの内積」などを2周目で重点的に練習します。その際、「どこでつまずいたのか」「なぜ間違えたのか」をノートに簡単にまとめると、記憶が定着しやすくなります。

この段階で意識したいのは、「答えを覚える勉強」ではなく「解法の流れを再現できる勉強」です。たとえば「なぜこの公式を使うのか」「なぜこの順番で計算するのか」といった思考のプロセスを自分で説明できるかどうかが鍵です。

また、2周目では時間も意識しましょう。1問あたりの解答時間を少しずつ短縮し、入試本番を意識したスピード感を身につけていきます。最初はノートに丁寧に書いてもOKですが、慣れてきたら「試験のように途中式を最小限にして時間を測る」練習も効果的です。

2周目の目安期間は1周目の半分の時間(約1~2ヶ月)。1日1時間程度の学習でも、しっかり進めれば解法力が格段に上がります。

3周目以降:苦手分野の克服と応用力強化

3周目以降の目的は、「苦手を克服し、応用力を身につける」ことです。
ここまで来ると、青チャートの多くの問題はある程度スムーズに解けるようになっているはずです。しかし、まだ「時間がかかる」「応用になると詰まる」問題も残ります。

3周目では、そうした「曖昧な部分」だけを抜き出して集中練習します。
たとえば、青チャートの巻末や各章の「EX」など、応用問題を中心にピックアップして演習しましょう。

この段階では「理解」ではなく「実戦力」を意識します。
模試や過去問と同じように、時間を決めて問題を解くことでスピードと思考の柔軟性を養えます。
また、青チャートの例題を少し改変して自分で問題を作ってみるのもおすすめです。
「数値を変えたらどうなるか」「この条件を外したら解けるか?」など、自分なりに試行錯誤することで、ただの暗記ではなく本質理解に近づきます。

さらに、3周目以降では「青チャートを使う目的」を再確認しましょう。
「定期テストで高得点を取りたい」のか、「難関大合格を目指す」のかで、取り組み方は変わります。
たとえば、国公立大志望なら「青チャート3周+過去問演習」で十分実力がつきます。
一方で、東大・京大レベルを狙うなら「青チャートを3周→1対1対応やFocus Goldに進む」といったステップアップが効果的です。

まとめ:青チャートは「3周+復習」で完成させる

青チャートは、1周目で理解・2周目で定着・3周目で応用という3段階を踏むことで最大限の効果を発揮します。
1周で終わらせると「やったつもり」になるだけで、力が定着しません。
逆に、ただ何度も同じ問題を解くだけでは意味がなく、目的を持った周回が大切です。

たとえば、自転車の練習に似ています。最初は転んでばかりでも、繰り返していくうちにバランス感覚が身につき、やがて自由に走れるようになります。青チャートも同じで、1回目は「理解」、2回目は「再現」、3回目は「自在に使う」段階です。

つまり、「青チャートは何周すればいいか?」という問いへの答えは
「3周を目安に、目的を意識して繰り返すこと」
このサイクルをしっかり回せば、数学の基礎力も応用力も確実に身につき、入試での得点源になります。

ネットによくある周回ごとの勉強法

青チャートは、ただ何周も繰り返せば良いという教材ではありません。
重要なのは、「各周に明確な目的を持つこと」と「時間配分を工夫すること」です。
たとえば、1周目は理解を重視して時間をかけ、2周目はスピードと定着、3周目は弱点克服と実戦演習。
それぞれの段階で意識すべきポイントを押さえることで、限られた勉強時間の中でも効率的に成果を上げることができます。

ここでは、青チャートを3周する中で、どのように時間を使い、どんな工夫をすれば効果的かを具体的に解説します。

1周目は「完璧主義」を捨てて前に進む

青チャートの1周目で最も多い失敗が、「わからない問題に時間をかけすぎて進まない」ことです。
この教材は全体で数百問にもおよぶため、1問ずつ完全に理解しようとすると、半年経っても終わりません。

そこで大切なのは、「完璧主義を捨てる」という意識です。
1周目は「理解すること」よりも「全体像をつかむこと」を目標にしましょう。

たとえば、例題を解いていて途中でつまずいたら、「わからない」と悩み続けるのではなく、すぐに解説を見ます。
そして、「この考え方を使うのか」「公式はこう当てはめるのか」とざっくり理解したら、それで十分です。

重要なのは「立ち止まらないこと」。
もし途中でわからない問題があっても、解説を読んで印をつけ、「後で復習する問題」として残しておけばOKです。
この印が、後の2周目・3周目で効率的に勉強するための「ナビゲーション」になります。

時間配分としては、1問にかける時間を10~15分以内に区切りましょう。
それ以上かかる場合は一度飛ばし、「理解できなかった」印をつけておきます。
この方法なら、1周を3~4ヶ月以内で回すことが可能です。

たとえば、1日30分でも「例題を2問+練習1問」で進めれば、1冊を1学期以内に終えることもできます。
焦らず「前に進むこと」が1周目の最大のコツです。

2周目は「間違いノート」で効率よく復習

2周目のテーマは、「自分の弱点をつぶす」ことです。
1周目で印をつけた「理解できなかった問題」や「時間がかかった問題」を中心に取り組みます。

ここで役立つのが、「間違いノート」または「青チャート復習ノート」です。
これは、ただ答えを写すノートではなく、“自分がなぜ間違えたのか”を言語化するノートです。

たとえば、こんな書き方がおすすめです:

例:確率の問題で間違えたとき

  • ×:「全部の場合の数を数え忘れた」
  • ○:「条件を整理せずに公式を当てはめた」
  • ○:「順列・組合せの違いを意識していなかった」

このように、「なぜ間違えたか」を書くだけで、次に同じミスを防げます。
実際、東大・京大合格者の多くがこの“ミス分析ノート”をつけています。

2周目では、すべての問題を解き直す必要はありません。
1周目で「理解できた」問題には印をつけて飛ばし、「間違えた・あやふや」な問題だけを厳選して進めます。

このやり方なら、青チャート全体の半分以下の量で2周目を終えられます。
時間配分としては、1問に20~25分程度を目安に、「考える時間をしっかり確保」するのがポイント。
1周目では解説をすぐ見ても良かったですが、2周目では「3分だけでも自分で考えてみる」ことを習慣にしましょう。

さらに、1週間ごとに「間違いノート」を見返す時間を設けると、復習の効果が倍増します。
人の記憶は1日・1週間・1ヶ月のタイミングで復習することで定着率が大きく上がることが科学的にもわかっています。
「日曜は復習デー」と決めて、ノートを見返す時間を15分でも作ると、記憶が定着しやすくなります。

この2周目を終えるころには、青チャートの基礎例題のほとんどがスムーズに解けるようになります。
つまり、「青チャートの内容を“覚えた”のではなく、“使える”ようになる」段階です。

3周目は「問題選定」で弱点集中トレーニング

3周目に入ると、すでに基礎力と解法力が身についています。
ここでの目的は、「自分の弱点を徹底的に鍛える」こと。
つまり、「苦手分野だけをピックアップして演習」する段階です。

このとき役立つのが、「問題選定」です。
1周目・2周目で印をつけた中から、3回以上間違えた問題だけをリスト化して、自分専用の「オリジナル青チャート」を作るのです。

たとえば、

  • 「ベクトルの内積の最大最小」
  • 「数列の一般項を立式する問題」
  • 「積分で面積を求める応用問題」

など、自分の苦手分野だけをまとめて演習します。

この方法は、スポーツのトレーニングで「弱点の筋肉を重点的に鍛える」のと同じです。
苦手を放置すると、入試本番で「あと1問解けたのに…」という悔しい結果になりがちです。
3周目は、まさにその“あと1問”を確実に取るための仕上げ段階です。

また、3周目では「問題演習の環境」を少し変えるのも効果的です。
たとえば、図書館や自習室など、集中しやすい場所で制限時間を設けて演習します。
「1問10分以内」「章ごとに30分」など時間を区切ることで、入試本番に必要なスピード感が身につきます。

さらに、青チャート3周目は「アウトプット中心」に切り替える時期です。
誰かに説明するつもりで問題を解いたり、ノートに「この問題の考え方を1分でまとめる」と書いてみるのも良い練習です。
「自分の言葉で説明できる=本当に理解している」証拠になります。

3周目は、全問題をやり直す必要はなく、ピックアップした50~100問程度で十分。
時間配分は、1日30~60分でもOKです。
むしろ「短時間でも毎日続ける」ほうが記憶の維持には効果的です。

まとめ:目的と時間を決めて「質の高い3周」を回そう

青チャートを効率よく使いこなすためには、

  • 1周目:理解中心、完璧を求めない
  • 2周目:弱点整理、ノートで可視化
  • 3周目:問題選定、実戦演習

という明確な目的分担が必要です。

どの周回も「限られた時間で何を得るか」を意識すると、学習効率が格段に上がります。
たとえば、1日1時間でも、目的を持って3周すれば、3ヶ月後には見違えるほどの力がつきます。

青チャートは量が多い分、計画的に進めることで“量を質に変える教材”です。
焦らず、目的を明確にして周回を重ねれば、確実に数学の得点力が伸びていくでしょう。

青チャートを完璧にしようとしすぎないことが大切

くり返しになりますが、「青チャートを完璧にやろうとしない」ことが、結果的に最も効率的です。
青チャートは非常にボリュームが多く、全ての問題を完璧に理解してから次に進もうとすると、1年たっても終わらないことがあります。

たとえば、「ベクトルの章の最後の応用問題が難しくて止まってしまった」という場合。
多くの人は「理解するまで次に進まない」と考えがちですが、実はこれは逆効果。
数学の理解は“後からつながる”ものが多いため、今は分からなくても他の単元を進めた後に「あ、こういうことか!」と腑に落ちることがよくあります。

そのため、1周目は「理解7割・スピード3割」でいいのです。
1問にこだわりすぎず、「例題を読んで解法の流れを理解できたら次へ」くらいの感覚で進む方が結果的に多くの内容を吸収できます。

また、「完璧にやる=忘れない」ではありません。
人間の記憶は時間とともに薄れるため、むしろ何度も触れる方が定着するのです。
青チャートは、「1回で理解」よりも「3回で定着」を目指す教材です。

ポイント

  • わからない問題は印をつけて後回しにする
  • 「完璧さ」より「全体を回すこと」を優先
  • 3周目で自然に理解が深まる

完璧主義を捨てて、軽やかに進む方が結果的に効率が良く、合格に近づきます。

青チャートの周回を成功させる計画の立て方

青チャートは「日本一有名な数学参考書」と言われるほど多くの受験生が使っていますが、途中で挫折してしまう人も多い教材です。理由の多くは、「計画を立てずに始めてしまうこと」。
量が多く、難易度も高いからこそ、「どれくらいの期間で何をやるのか」を明確にしておくことが成功の鍵になります。

ここでは、青チャートを効果的に3周まわすための具体的な計画の立て方を、時間軸に沿って丁寧に解説します。
「どのくらいの期間で終わらせればいいの?」「定期テストや部活とどう両立する?」という疑問にも答えながら、現実的なスケジュールを立てるコツを紹介します。

1冊を何ヶ月で終えるかの目安

まず最初に決めるべきは、「青チャート1冊を何ヶ月で終わらせるか」です。
ここを曖昧にしたまま始めると、勉強のペースが崩れ、途中でモチベーションが下がる原因になります。

青チャートの分量は、学年や分野によって多少異なりますが、例題だけでも300〜500問前後あります。
練習問題まで含めると800問以上になることもあります。
この量を踏まえると、目標期間の目安は次のようになります。

1冊を何ヶ月で終えるかの目安
学習目的 目安期間 1日の勉強量
基礎固め(例題中心) 約3〜4ヶ月 1日2〜3問
本格演習(練習問題含む) 約6ヶ月 1日2〜4問
入試対策(3周計画) 約9〜12ヶ月 1日3問ペースで継続

たとえば、「高2の秋から高3春までに青チャートを3周したい」という場合、次のような進め方が現実的です。

  • 1周目(理解中心):3〜4ヶ月
  • 2周目(復習・弱点克服):2〜3ヶ月
  • 3周目(仕上げ・実戦演習):2ヶ月

1日1〜1.5時間を確保できれば、このペースで十分に進められます。
もちろん、休日に多めに進めたり、定期テスト前は一時的に青チャートを休むなど、柔軟に調整して構いません。

重要なのは、「今どの段階にいるのか」を常に把握しておくこと。
たとえば、カレンダーや手帳に「青チャート○ページまで」と書き込むことで、学習の見通しが立ちやすくなります。

「ゴールを決めて逆算する」——この考え方が、計画を最後までやりきる最大のポイントです。

定期テスト・模試・受験までの逆算スケジュール

青チャートを「受験勉強」としてだけでなく、「定期テスト」「模試」などの学校イベントと結びつけて考えると、より実践的な計画が立てられます。

まずは、最終ゴール(受験日)から逆算します。
たとえば、次のようなスケジュールをイメージしてみましょう。

受験までの逆算例(高3生の場合)

  • 4〜6月:1周目(全体把握)
     → まずは基礎を広く理解する。
  • 7〜9月:2周目(復習&苦手克服)
     → 模試で出た弱点を中心に演習。
  • 10〜12月:3周目(入試レベル演習)
     → 時間を計りながら実戦形式で解く。
  • 1月以降:過去問演習&仕上げ

このように、1年間の流れの中で「いつ何をやるか」を明確にすると、焦りが減ります。
特に模試の直前に「青チャートでやった問題と似ている!」という経験を重ねると、実力アップを実感でき、モチベーションの維持にもつながります。

また、定期テスト対策と青チャートをうまく組み合わせるのもコツです。
テスト範囲が「三角関数」なら、青チャートのその章を重点的に進めておくと、内申対策と受験勉強を同時に進めることができます。

逆算計画の立て方(具体例)

1. 受験日(または模試日)を決める
 例:共通テスト=2026年1月
2. 残りの月数を計算する
 例:残り14ヶ月
3. 青チャートにかけられる期間を決める
 例:1周目に4ヶ月、2周目に3ヶ月、3周目に2ヶ月
4. 各周の終了日をカレンダーに書く
 例:「7月末までに例題を全部終わらせる」など
5. 週単位で「今やる範囲」を決める
 例:「今週はベクトルの内積(p.150〜170)」

このように、「ゴールから逆算」して「週単位の目標」に落とし込むことで、進捗が管理しやすくなります。
人は漠然と「がんばる」と決めても続きませんが、「今週ここまでやればOK」と見える化するだけで行動が安定します。

部活との両立を考えた現実的なペース管理

青チャートの最大の課題は「継続」です。
とくに、部活や委員会、学校行事で忙しい高校生にとっては、毎日まとまった時間を確保するのが難しいものです。

そこで重要なのが、「無理のない現実的なペースを設定する」ことです。

たとえば、以下のように自分の生活リズムに合わせて調整します。

部活生の青チャートスケジュール例

  • 平日:1日1問(例題のみ・15分以内)
  • 休日:2〜3問+復習(約60分)
  • 定期テスト前:青チャートを一時中断し、教科書重視に切り替え

このペースでも、3ヶ月で1章以上は確実に進みます。
重要なのは、「少なくても毎日触れる」こと。
青チャートはスポーツと同じで、間を空けるほど感覚を忘れてしまう教材です。

また、スキマ時間の活用も非常に効果的です。

  • 電車やバスで「解法の流れを確認」
  • 昼休みに「昨日の間違いノートを見返す」
  • 就寝前に「今日やった章の公式を暗唱」

このように、1日10分でも「青チャートに触れる」時間を作ると、記憶が定着しやすくなります。

さらに、部活の大会シーズンなど「忙しい時期」をあらかじめ想定しておきましょう。
たとえば、「6月は大会で忙しいから、5月に多めに進めておく」といった調整をしておくと、計画の遅れを防げます。

モチベーション維持の工夫

  • 「1週間続けたら好きなものを買う」などの小さなご褒美を設定
  • 進捗をチェックリストにして「完了」に✓をつける
  • 友達と進捗を報告し合う

こうした仕組みを作ることで、「続けること」が楽になります。

まとめ:計画は「完璧さ」より「持続性」

青チャートを最後までやりきるための鍵は、完璧な計画ではなく、持続できる計画です。

1冊を数ヶ月で終えるための大まかな目安を決め、
受験や模試から逆算してスケジュールを作り、
部活や生活に合わせて柔軟に調整する。

この3点を意識するだけで、「青チャートが続かない」という悩みは大きく減ります。

最初から完璧を目指す必要はありません。
むしろ、「今日はここまでやった」という小さな積み重ねこそが、数学力を大きく伸ばす最短ルートです。

合格者が実践した「青チャート」活用法

青チャートを最後までやり切って合格を勝ち取った人たちは、みんな同じような「使い方のコツ」を押さえています。
それは、「全部を完璧にしよう」とするのではなく、限られた時間の中で必要なことを確実に身につける工夫をしているということ。

ここでは、東大・京大・早慶といった難関大の合格者が共通して実践していた青チャートの活用法を紹介しながら、「やり込みすぎずに成果を出す勉強バランス」についても解説します。

東大・京大・早慶合格者の共通点

青チャートを使って難関大に合格した生徒たちには、いくつかの明確な共通点があります。
その中でも特に重要なのが、以下の3点です。

1️⃣ 例題中心の効率的学習をしていた
青チャートは、例題と練習問題の2段構成になっていますが、合格者の多くは「例題を完璧に理解すること」に集中していました。
彼らは「練習問題は、例題と同じ型の問題で解けるか確認するために数問だけ解く」という割り切った使い方をしています。
つまり、「青チャート=例題マスターの教材」と位置づけていたのです。

2️⃣ 1周ごとに目的を変えていた
1周目は「理解」、2周目は「スピードと正確さ」、3周目は「弱点克服」と、明確に段階を分けて進めていました。
特に東大や京大の合格者は、2周目以降で“自分なりの解法メモ”を青チャートに書き込みながら使っていました。
これにより、復習のたびに「自分専用の参考書」に進化していきます。

3️⃣ 青チャートだけで終わらせなかった
合格者は、青チャートで基礎を固めた後、必ず「1対1対応の演習」や「過去問演習」にステップアップしています。
青チャートで得た知識を「実戦でどう使うか」を意識することで、応用力を自然に養っていました。

このように、合格者は「青チャートをどう使うか」を明確に定義していたのです。
ただやみくもに量をこなすのではなく、「理解→確認→応用」という流れを意識していたことが、最終的な結果につながっています。

やり込みすぎずに成果を出す勉強バランス

青チャートの失敗パターンの1つに、「やり込みすぎて時間を奪われる」というものがあります。
完璧主義になり、「すべての問題を理解するまで次に進まない」となると、他教科の勉強時間が削られ、受験全体のバランスが崩れます。

合格者がうまくいった理由は、「やり込み」と「見切り」のバランスを取っていたからです。
具体的には、次のような基準を持っていました。

合格者の“見切りライン”の例

  • 同じ問題で3回以上つまずいたら、一旦飛ばして後で再挑戦する。
  • 「この解法は理解できた」と思ったら、同タイプの問題を1問だけ確認して終了。
  • 苦手分野は別ノートにまとめ、青チャート全体を止めない。

このように、1問に固執せず「全体を前に進める」意識を持つことで、効率よく青チャートを消化していけます。
特に東大・京大・早慶レベルを目指すなら、「1冊を何度も回す」ことこそ最大の武器です。

また、青チャートを「問題集」ではなく「解法集」として捉えるのもポイントです。
「問題を解くための本」ではなく、「考え方を身につける本」だと思えば、全問を潰す必要はないと自然に分かります。

成果を出すためには、「完璧主義よりも継続主義」。
80%の理解を何度も繰り返すことで、結果的に100%に近づいていくのです。

青チャート学習の注意点とモチベーション維持法

青チャートは素晴らしい教材ですが、続けるのは簡単ではありません。
分量の多さ・難易度の高さ・時間の制約といった壁に直面し、多くの生徒が途中で挫折してしまいます。

ここでは、青チャート学習でよくある「つまずきポイント」と、その乗り越え方を紹介します。
また、やる気を持続させるための“心理的テクニック”もあわせて解説します。

挫折しやすいポイントとその対処法

青チャートを始めたばかりの人がまずぶつかる壁は、「量が多すぎて終わらない」「時間がかかりすぎる」という不安です。
ここで大切なのは、「最初から完璧を目指さない」こと。

多くの挫折者は、1問に時間をかけすぎて、進捗が見えなくなり、モチベーションを失います。
対策としては、1問にかける時間を制限しましょう。
たとえば、「15分考えてわからなければ解答を見る」というルールを作るだけで、テンポが大きく変わります。

また、「青チャートが難しく感じる」場合は、教科書例題や基礎問題精講で補強するのもおすすめです。
「理解→確認→青チャートで応用」という流れにすると、理解がスムーズになります。

もう一つの落とし穴は、「途中で目的を見失うこと」。
「なぜ青チャートをやっているのか?」が曖昧になると、ただこなすだけの勉強になりがちです。
月に1回、「自分が今どの段階にいるのか」を振り返る時間を取ると、学習の軌道修正ができます。

「やったつもり学習」を防ぐ自己チェック術

青チャートを続けていると、つい「解答を見てわかった気になる」という罠にはまりがちです。
これを防ぐには、“説明できるかどうか”を基準にすることが効果的です。

たとえば、次のような方法があります。

  • 解いたあと、ノートを閉じて「どうやって解いたか」を口で説明する。
  • 同じ問題を次の日に「もう一度白紙で」解いてみる。
  • 公式だけを見て、「どんな問題で使えるか」を思い出す。

これらはどれも、「理解が定着しているか」を測る方法です。
「わかった」ではなく「できる」状態を意識すると、やったつもり学習から脱却できます。

また、スマホやメモ帳に「間違いノート」を作るのもおすすめです。
間違えた理由を簡単に書いておくだけで、復習時に“弱点マップ”として役立ちます。

達成感を積み重ねる記録のつけ方

人は「進んでいる実感」があると、自然にやる気が続きます。
青チャートのような長期戦の教材では、この「達成感の見える化」が非常に大切です。

おすすめは、チェックリスト形式の記録法です。

1. 青チャートの章ごとにチェック欄を作る。
2. 問題を解くたびに「○」「△」「×」を記入。
3. 各章を終えるたびに色ペンで日付とコメントを残す。

こうすることで、自分がどこまで進んでいるのかが一目でわかります。
「まだ半分も残ってる…」ではなく、「ここまでできた!」と実感できると、自然にモチベーションが維持されます。

また、1週間ごとに「自分への一言メモ」を残すのも効果的です。
たとえば、「今週はベクトルをマスターした!」など、小さな成功を積み重ねる言葉を書き残すことで、自信の蓄積になります。

まとめ:継続と工夫が「青チャート合格法」の本質

青チャートを使って難関大に合格した人たちは、特別な才能があったわけではありません。
彼らが他の受験生と違ったのは、「目的を明確にし、継続する工夫をしていた」ことです。

  • 例題中心で効率的に理解する
  • 完璧主義を捨ててテンポよく進める
  • 定期的に振り返り、記録を残す

この3つを意識すれば、青チャートは必ずあなたの強力な味方になります。
焦らず、一歩ずつ。「続けること」が、最終的に合格への最短ルートです。

青チャート以外の教材との併用で理解を深める

青チャートは非常に体系的な教材ですが、「万能」ではありません。
特に、初学者にとっては「説明が少し難しい」「抽象的に感じる」部分があります。
そこで、他の教材をうまく併用することで、理解を補強し、学習効率を高めることができます。

代表的な併用教材の例をいくつか紹介します。

青チャート以外の教材との併用で理解を深める(代表例)
教材 特徴 おすすめの使い方
教科書 青チャートの基礎となる内容 苦手単元を復習するときに参照
フォーカスゴールド 青チャートと似たレベル・構成 両方を比較して「解法の違い」を学ぶ
基礎問題精講 優しめで例題が丁寧 1周目の理解補助に最適
1対1対応の演習 難関大向けの発展教材 青チャートを2周した後のステップアップ

たとえば、青チャートで二次関数の「頂点の求め方」が難しく感じたら、基礎問題精講で同テーマを読んでみると、より平易な説明で理解が深まることがあります。
逆に、青チャートをしっかり2周終えたあとに「1対1対応の演習」を使えば、青チャートの知識を入試レベルで応用する練習になります。

ポイントは、「青チャートを軸に、他の教材で補う」こと。
つまり、青チャートを中心とした学習の中で、必要に応じて別の教材を“辞書のように”使うのが理想です。

また、模試や授業で出てきた問題が「青チャートのどこに対応しているか」を探すのもおすすめです。
自分の知識の穴が具体的に見えてくるため、復習がぐっと効率的になります。

青チャートの復習タイミングを決めて定着率を上げる

青チャートの効果を最大化するには、「いつ復習するか」が非常に重要です。
人間の記憶は、1日後には約70%忘れてしまうと言われています。
つまり、「解いた翌日から復習」が最も効率的なのです。

青チャート学習では、次のような復習サイクルを設定すると効果的です。

おすすめ復習サイクル

  • 1日後復習:前日に解いた範囲を10分で見直す
  • 1週間後復習:その週に解いた中で「×」をつけた問題を再チャレンジ
  • 1ヶ月後復習:全体を振り返り、弱点だけを集中復習

このサイクルを回すだけで、定着率は大幅に上がります。
特に、「1日後復習」は非常に大事です。
解き方を覚えているうちにもう一度確認すると、脳が「これは重要な情報だ」と判断し、記憶が長期化します。

また、復習には「軽い見返し」も効果的です。
たとえば、寝る前に青チャートのページをめくりながら、「この問題の解法はこうだったな」と思い出すだけでもOK。
わざわざノートを開かなくても、目で追うだけで脳内復習ができます。

定着率を上げるコツ

  • 「○△×」の印をつけて、×だけを後で復習
  • 復習日をカレンダーに書き込む
  • 忘れる前に戻る、を意識する

最初は手間に感じるかもしれませんが、復習のタイミングを固定すると「自然にできる習慣」になります。
これが、長期的に見て一番の時短テクニックです。

模試や過去問との連携で学習効果を最大化する

青チャートをしっかり学んでも、「模試ではなかなか点数が取れない…」という悩みを持つ人は多いです。
それは、青チャートの知識を「実戦形式」で使う練習をしていないからです。

青チャートは、あくまで「基礎から標準レベルの解法パターンを学ぶ本」
それを入試本番で使える力に変えるには、模試や過去問と結びつける作業が欠かせません。

おすすめの流れは以下の通りです。

模試・過去問と青チャートの連携法

1. 模試を解いたあと、「間違えた問題の分野」を確認する
2. 青チャートの対応する章を開いて、同タイプの例題を復習
3. 「似た問題でミスを防ぐためには何を意識すべきか」をメモ

たとえば、模試の「数列の漸化式」でミスをした場合、青チャートの同単元の例題を解き直すことで「どのパターンに弱いのか」が分かります。
この“照らし合わせ復習”を続けることで、模試と青チャートの間に「知識の橋」ができるのです。

さらに、過去問演習を始める段階(高3の秋ごろ)には、青チャートの索引を活用すると効果的です。
「この入試問題、青チャートのどのページで扱ってたっけ?」と確認する習慣をつけると、自然に解法パターンを整理できます。

また、模試直後に「青チャートで復習する時間」を15〜30分確保するのもおすすめです。
復習のスピードが速いほど記憶が定着しやすく、次の模試で同じミスを防げます。

青チャートと模試をつなげる工夫

  • 模試の誤答ノートに「対応する青チャートのページ」を書く
  • 模試前に青チャートの例題を“速読”でおさらい
  • 模試の出題傾向を分析して「青チャートどの単元を深掘りすべきか」を判断

まとめ:青チャートは“積み重ねの教材”

青チャートを完璧に仕上げるために必要なのは、「すべてを完璧にやること」ではなく、
効率的に回しながら、実戦で使える形に育てることです。

  • 完璧主義を捨てて、全体を何周も回す
  • 他の教材と組み合わせて理解を深める
  • 復習のタイミングを固定して定着させる
  • 模試・過去問で“実戦力”に変える

この4つを意識するだけで、青チャートは単なる参考書から“合格のための武器”に変わります。

焦らず、着実に。
青チャートは「やった分だけ自信になる」教材です。
あなたのペースで、少しずつ積み重ねていきましょう。

青チャートは何周すれば良いのか?合格のための計画的学習法のまとめ

青チャートは、目的と方法を変化させながら3周することで、学習効果を高めることができます。
定期考査を目安にして計画的に学習を進めていくことで、途中にある模試でも成果を確認できるはずです。
そして、入試での目標点が取れるようになるまで、くり返し使用します。

焦らず、1問ずつ積み重ねていけば、確かな数学力が身につきます。
青チャートは、努力を結果に変える最強の学習パートナーです。

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