英語の発音を学ぶ際に効果的な順序と、そのコツについて、まとめました。
おすすめの教材についても書きました。
まずは発音記号を覚える
発音を学ぶ際、まずは「発音記号」が表す音を、ひとつずつ作れるように練習します。
なかなか上手くいかずに、もどかしい気持ちになることもしばしばですが、この地道な練習が、後のリスニングやスピーキングなどの練習で活きてきます。
具体的には、1日にひとつまたは1対(無声子音と有声子音)の発音記号を練習するくらいで良いと思います。
発音記号は、実は数が少なく、50個ほどしかありません。
日本語とかなり近いものがあったり、上記のように対になるものがあったりするので、1か月で十分1周できます。
発音記号が表すひとつの音を作れるようになったら、次は1音節の単語で練習します。
その後は、2音節の単語もしくは1音節の単語2つの連語、さらにその後は3音節・・・と、次第に音節数を増やしていくと良いでしょう。
ちなみに、「音が出ないな」と思ったら、息の量を増やしてみると良いかもしれません。
英語の音は、息の量が結構要ります。
発音については、良い教材やサイトが多くありますので、詳しくはそれらを使ってみてください。
メイン教材はGoogle翻訳
このブログでは、具体的な物を使って体験的に英語を学んでいく方法を中心にまとめていきます。
そのトレーニング中、今、目の前にある物が英語で言えなかったり、その発音があやしかったり、ということがよく起こると思います。
そこで活躍するのが、Google翻訳です。
日本語から英語への変換はもちろん、英語の読み上げ機能もあるので、正しい発音が聞けます。
リスニングCDでは、音声をいじることができませんが、Google翻訳を使えば、自分が体験しているあらゆる場面での単語、フレーズ、文を正しい発音で練習できるのです。
これはかなり便利ですよ。
ひとつめのコツは「ゆっくり→はやく」
ここからは、発音練習のコツをまとめていこうと思います。
発音練習では、必ず何かしらの音声教材を使うと思うのですが、いきなりその音声と同じ速度で話そうとすると失敗します。
初めは、相当ゆっくりで良いです。
発音記号のひとつひとつを意識して、これでもかというくらいにたっぷり時間をかけて発音するようにします。
そして、徐々に速くしていきます。
これは、発音記号ひとつのときでも、単音節の単語のときでも、フレーズのときでも、文のときでもです。
シャドーイングやオーバーラッピングを始める前に、このゆっくり話す練習を十分に重ねておくことをお勧めします。
ふたつめのコツは「小→大」
次にふたつめのコツですが、小さなパーツから大きなパーツへと進めることです。
これは上で書いたように、1音→単音節→2音節→・・・といった順序のことです。
段階を飛び越そうとすると、挫折の確率が上がってしまいますので、注意しましょう。
小さなことからコツコツと、地道に積み上げていきましょう。