子どもが中学生くらいになると、勉強しないことを嘆く親が多くなるように感じます。
そして、よく聞くのが「うちの子、全然やる気がないんです」という言葉です。
でも実は、勉強はやる気があってするものではありません。
勉強をするのが当たり前になるように、子どもが小さいうちから働きかけをしておくことが大切です。
勉強は生活の一部
結論から言えば、勉強は生活の一部です。
食事や入浴、歯磨きなどと同じです。
毎日行うもので、するのが当たり前と感じるものです。
つまり、「習慣」ですね。
習慣になれば、やる気など不要なのです。
勉強をするのが当たり前になるかどうかは、幼い頃に習慣にできたかどうかなのです。
勉強を習慣にする方法
では、具体的にどのようにして習慣にするかというと、次のようになります。
・家族全員が勉強する時間を設定する
たったこれひとつです。
ただし、子どもが小さいうちに限定されます。
遅くとも小学校入学までには習慣にしておきたいので、そのもう少し前でしょうか。
食事と同じように勉強する
まずは、家族全員が勉強する時間帯を決めてしまいましょう。
食事の時間を決めるのと同じ感覚で大丈夫です。
「我が家では、何時から何時までを勉強の時間にします」という感じです。
そして、毎日、決めた時刻になったら勉強を開始します。
勉強といっても、実際には、親は読書をしたり、仕事をしたりしても良いです。
娯楽の時間ではなく、何かを学んでいるということが大切です。
一方、子どもも、年齢などに合わせて、絵本を読んだり、絵を描いたり、字を書く練習をしたりと幅広く考えましょう。
遊ぶ時間とのメリハリをつけてあげるようにします。
このようなことを毎日続けます。
ただこれだけで、小学生になってからも勉強するのが当たり前になりますよ。