このページでは、英語の学習を効率よく進めるために知っておきたいことの概略と、文法の学び方に対する私の考えをまとめています。
最初に取り組むべきことのひとつは発音
もっと効率良く英語を学ぶことができないものかと考えた経験は、誰にでもあるのではないかと思います。
英語は多くのことを覚えなければならないので、当然と言えば当然です。
闇雲に覚えていき、その覚えるのにかけた時間が無駄になることだけは、やはり避けたいものです。
さて、その英語を学ぶ順序ですが、よく知られたものとして、「発音から始める」というものがあります。
発音が無視された場合の悪影響については、ここでは詳しく述べませんが、発音がいい加減だと、聞けないし話せないという状況になるのは想像に難くないと思います。
それから、後で発音をやろうとすると、それまでに覚えた単語やフレーズなどを覚え直すことにもなるので、結果的にものすごく遠回りをしてしまうことになってしまいます。
やはり「まず発音」だと言えるでしょう。
もうひとつは基礎文法
そして、もうひとつ、初めに取り組んでおくと良いと言われるものに、「基礎文法」があります。
これは、日本の中学で学ぶレベルのものです。
ただ、この文法というものは、どのテキストを見ても、ほぼ「be動詞」から始まっています。
もっと具体的には、「I am ~.」と、自己紹介で自分の名前を伝える文です。
文法は必要だと思うのですが、もっと工夫できないものかとも、私は考えています。
「I am~.」の前にやることがある
「I am ~.」は確かに短い文ですが、「名前」という目に見えないものを表現している点で、感覚がつかみにくいのではないでしょうか。
初期に学ぶ文法は、「目に見えるもの」に限定することで、その感覚が身につきやすくなるものと考えています。
そして、「目に見えるもの」で十分に感覚を養うことで、初めて「目に見えないもの」への応用が可能になるものと思います。
つまり、具体的な物を使っての「体験」が重要だということです。
また、「I am ~.」のように、いきなり文を扱うのが、一般的な文法の学び方となっていますが、文の前に、より「小さなパーツ」から学ぶ方が段階的に学習することができるはずです。
広く普及している文法学習方法よりも「スモールステップ」で進めることで、文法が単なる知識ではなく、使えるものになっていくと確信しています。
「体験」と「スモールステップ」で感覚を身につける
以上のように、英語の文法を学ぶ上では、2つのポイントがあると私は考えており、このサイトでは、これらを中心にまとめていきます。
もしご興味がおありであれば、お付き合いいただければ幸いです。