中学2年生数学1学期中間テスト「式の計算」のポイントと攻略法

中学2年生になって最初の定期テスト、1学期中間テストで得点したいですよね。

学年が変わったことで、心機一転、お子様のやる気も出ているのではないでしょうか。

そんなお子様をお持ちの保護者の方に向けて、
テスト範囲である「式の計算」のポイントと攻略法をまとめました。

中2の「式の計算」は得点しやすい単元ですので、ここで成功体験を積んでおきましょう。



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中学2年生数学1学期中間テスト「式の計算」のポイント

「式の計算」のポイントは3つだけです。


1.数は具体で、文字は抽象である

1年で学習した「項」をもとにして、「単項式」と「多項式」があることを覚えましょう。

そして、これらの「次数」、多項式では「~次式」という用語も大切です。

このような概念は、「累乗」、さらには「かけ算」という具体的な数で考えてきたことを
抽象的、一般的な文字でも同様に考えられるようにする
ことが求められています。


また、「多項式どうしの加減」で「同類項」をまとめることや、
「多項式と数との乗除」では、
「分配法則」を利用しているにすぎません。

「単項式どうしの乗除」では、「約分」の理解が必要です。


このように、具体的な数で行ってきたことを抽象的な文字で活用できれば良いのです。


逆に、「代入」して「式の値」を求めるというのは、
抽象的な文字の式から具体的な数への変換です。


2.説明の流れを身につける

「文字式の利用」では、説明する力が要求されています。

論理的な説明の流れ(これを「論理の展開」といいます)を
身につけることを目指します。

このようなことは、これまでの内容にはほとんどなかったため、
もしかしたら、理解することが難しいかもしれません。

一方、普段から、論理的に考えるようにしている人は、
逆に当たり前に感じるようなこともあるでしょう。


3.等式であれば、等式の性質が利用できる

「等式の性質」は、その名の通り、「等式」に関するものです。

方程式を解くときに、「方程式の解き方」ではなく、
「等式」であることを確認し、「等式の性質」を意識していれば、
「等式の変形」は何の問題もないはずです。

中学2年生数学1学期中間テスト「式の計算」が難しいときの攻略法

テストの範囲である「式の計算」を勉強していて難しいと感じているようなら、
次のように工夫してみるのはいかがでしょうか。

「式の計算」の分かりやすい授業動画を見る

「スタディサプリ」を使って、
一流講師による分かりやすい授業を受けてみてはいかがでしょうか。

「スタディサプリ」を使うメリット

・繰り返し何度でも見ることができる

動画なので、繰り返し何度でも見ることができます。

反復して動画を視聴することで記憶が定着していきます。

人に同じことを何度も話してもらうのは、基本的に難しいことだと思います。

動画であることの大きなメリットはここにあると言えます。


・勉強を始めやすくなる

勉強は始めるときが最も大変です。

やらなければいけないと頭では分かっていても、
なかなか実行に移せないこともあるでしょう。

心理的ハードルが高いということです。

このような場合、心理的ハードルを下げることが肝要です。

心理的ハードルは大まかに以下のように順位付けできます
(上位ほどハードルが高い)。

 1理解を深める
 2記憶する
 3教科書を読む
 4問題を解く
 5他者の講義を視聴する

このように、動画の視聴は心理的ハードルが低いため、
勉強を始めるきっかけとしても効果的です。

そして、動画を見ているうちに、気になることが出てきたりして、
問題を解いたり、教科書を読んだりといったことにもつながりやすくなります。


以上のように、「スタディサプリ」の動画視聴によって、
勉強は上手くいきやすくなります。

「スタディサプリ」の公式サイト(詳細はこちら)
https://studysapuri.jp

前の単元の授業動画を見る

もし「式の計算」の授業動画を見てもよく分からないなら、
ほぼ間違いなく前の単元に分からない部分が残っているはずです。

「スタディサプリ」は前の単元の動画も見放題ですので、
どんどん戻って理解し直すことができます。

前の単元については、以下を参考にしてください。

算数に関しては、直接関係のある単元を赤で表示しています。


なかまづくりとかず

なんばんめ

いくつと いくつ

あわせて いくつ ふえると いくつ

のこりは いくつ ちがいは いくつ

10より おおきい かず

なんじ なんじはん

どちらが ながい

3つの かずの けいさん

どちらが おおい

たしざん

かたちあそび

ひきざん

どちらが ひろい

おおきい かず

なんじなんぷん

ずを つかって かんがえよう

かたちづくり(ここまで小学1年)


ひょうと グラフ

たし算の ひっ算

ひき算の ひっ算

長さの たんい

3けたの 数

水の かさの たんい

時こくと 時間

計算の くふう

たし算と ひき算の ひっ算

長方形と 正方形

かけ算(1)

かけ算(2)

4けたの 数

長い ものの 長さの たんい

たし算と ひき算

分数

はこの 形(ここまで小学2年)


かけ算

時こくと時間のもとめ方

長いものの長さのはかり方

わり算

たし算とひき算の筆算

暗算

あまりのあるわり算

大きい数のしくみ

かけ算の筆算(1)

大きい数のわり算

小数

重さのたんいとはかり方

円と球

分数

□を使った式

かけ算の筆算(2)

三角形

ぼうグラフと表(ここまで小学3年)


折れ線グラフと表

角の大きさ

わり算の筆算(1)-わる数が1けた

垂直・平行と四角形

大きい数のしくみ

わり算の筆算(2)-わる数が2けた

がい数の表し方

計算のきまり

面積のはかり方と表し方

小数のしくみ

変わり方調べ

小数のかけ算とわり算

分数

直方体と立方体(ここまで小学4年)


整数と小数

直方体や立方体の体積

比例

小数のかけ算

小数のわり算

合同な図形

偶数と奇数,倍数と約数

分数と小数,整数の関係

分数のたし算とひき算

単位量あたりの大きさ

図形の角

四角形と三角形の面積

百分率とグラフ

正多角形と円周の長さ

分数のかけ算とわり算

角柱と円柱(ここまで小学5年)


対称な図形

円の面積

文字と式

分数のかけ算

分数のわり算

角柱と円柱の体積

およその面積や体積

比と比の値

拡大図と縮図

速さ

比例と反比例

並べ方と組み合わせ方

資料の調べ方

量の単位のしくみ(ここまで小学6年)


正負の数

文字と式

1次方程式

比例・反比例

平面図形

空間図形(ここまで中学1年)

どの単元に戻ったら良いか判断が難しい場合

戻るべき単元の判断が難しい場合は、「すらら」という教材が便利です。

問題を解いた後、その結果に応じて復習が必要な単元を教えてくれます

「すらら」の公式サイト(詳細はこちら)
https://surala.jp

≫「すらら」のレビュー記事はこちら

まとめ

「式の計算」は中学1年で学んだことも活用しますが、
それ以上に算数の理解が大切です。

少しでも不安な箇所があれば、すぐに戻って勉強し直すと良いです。


理想としては、教科書を、学校の授業よりも先に読んでみて、
分かりにくいところを見つけるようにします。

そして、当然、授業で扱われる前に、
前の単元に戻ってやり直すのです。

テスト直前になって、
「実は分かっていない」ということが発覚しても、
十分な対策を打てません。