勉強していると、腕が痛くなってきて、続けられない。
このようなことで困ってはいませんか?
小学校の低学年ぐらいまでですと、「書く」ということのトレーニング期間になりますので、たくさん書いて、疲れたら少し休憩をして、また書いて・・・、ということを繰り返すことが大切になるのですが、それより上の学年の場合は、事情が違ってくるかもしれません。
実は、効果的な勉強方法ほど、そんなに腕が痛くならないものなのです。
「書いて覚える」などの間違った勉強方法をしているようなら、ぜひ続きをお読みください。
腕が痛くならない勉強その1 音読、暗唱
勉強というものは、簡単に言えば、次のようになると考えます。
・覚えること
・理解を深めること
・使えるようにすること
そして、これらは相互に関係があり、きっちりと切り分けられるものではありません。
3つを同時に行うということです。
その中で、覚えることを重点的に考えれば、最重要となるのは「反復」と言えるでしょう。
繰り返す回数を増やすと覚えやすくなります。
そうであれば、書くことはあまり良くないということになります。
しゃべる方が書くよりも圧倒的に短い時間で済みますから。
ある1文を覚えたいとして、1回書き終えるのと同じ時間で、5回口に出すことができたりします。
また、覚えるというのは、実際、思い出すことができるかどうかが大事になるものです。
覚えたことを確かめるには、思い出せるかどうかをチェックすると良いです。
これが暗唱です。
この暗唱は、覚えるスピードを格段に上げてくれます。
このように、音読や暗唱を、覚えるときの中心にすると、勉強がはかどります。
腕が疲れることもありません。
ただ、口と頭は疲れますので、短い休憩をはさみながら行いましょう。
腕が痛くならない勉強その2 説明(言い換え、理由)
次に、理解を深めることを中心に見ると、説明できるようにすることを目指すと良いです。
理解できているかを確かめることができます。
説明のためには、言い換えや理由が大事になります。
論理を学び、これを活用することで、理解が深まっていきます。
考えるために、メモ書きなどをすることもあるでしょうが、書いて覚える時のように大量に書くことはありませんので、腕が疲れるというようなことはないと思います。
こちらも、頭を使いますので、当然、頭は疲れます。
まとめ
勉強は、頭を使ってするものなので、頭が疲れるのが結果として正しい状態だと言えます。
頭が疲れないで、腕が疲れるだけという場合、あまり勉強になっていないと判断しても良いかもしれません。